今は亡きIDM/エレクトロニカ・レーベル『Merck』傘下の四つ打ちレーベル『Narita』から、最後となるコンピレーションCDをリリース！ 全10曲のうち6曲が以前レコードのみで聴けた楽曲、残り4曲はArctic Hospitalの新曲を含む未発表曲です！『Merck』もそうですが、本当に無くなってしまったのが惜しい！！

ドイツはベルリン在住のEllen Allien主宰による『Bpitch Control』レーベルより、Jay Hazeのソロ・プロジェクト“Fuckpony”が新作をリリース！ 全曲ともにウォーミーでディープなテック・ハウスで、特にヴォーカルをフィーチャーした曲が素晴らしい！！ディープ・ハウス〜テック〜ミニマル・ハウス好きにお薦め！

アメリカはNY在住のRon Morelliが主宰する『L.I.E.S.』レーベルより、90年代から活動している大御所Adam Xが、別名義“ADMX-71”で3年振りにニュー・アルバムをリリース！自身の特徴的な世界観でもある人工的なサイファイ感も漂わせたソリッドな音響テクノを披露。語りのヴォーカルも取り入れ、ミニマルでありながらもより自身の世界観と作家性を打ち出したエクスペリメンタル・テクノ作品です！

UKはロンドンの老舗レーベル『Planet Mu』より、イタリア出身の“Herva”ことHerve Atse Cortiがニュー・アルバムをリリース！IDMとアフロが織りなす前代未聞のミュータント・ディープ・ハウス！ アフロとIDMを通過、タイトルように様々なレイヤーが入り組んだ、『TTT』ファンにもオススメの辺境テクノ/ハウス！アシッディーなIDMベースとディープ・ハウスが交わる大傑作「Fading Above Smoke」は絶対チェック！

UKはグラスゴーの『Soma Quality』レーベルより、UKテクノ界の大御所“The Black Dog”が新作をリリース！ タイトルを見ればわかる通り、Brian Enoの名盤『Music For Airports』を現代にアップデートさせた作品で、本作を制作するために3年間で200時間以上のフィールド・レコーディングスを実施したアンビエント・テクノ・アルバムです！

ベルギーの『Surprise』レーベルより、これまで『Tresor』や『R&S』、『Pure Plastic』等の有名レーベルから曲をリリースしてきた“Sierra Sam”ことSami Sahraoui Goossensがデビュー・アルバムをリリース。 これまたミニマルかつメロディアスなテック・チューンばかりで、だからといってファンキーさを失っていない心地良いアルバムです。

UKはシェフィールドのユニット“The Black Dog”が主宰する『Dust Science』レーベルより、初のレーベル・コンピレーション・アルバムがリリース！ 収録アーティストは、もちろんThe Black Dog、Dan Curtin、Carl Taylorといった有名どころから、Sean Deason、Jaguar Woman、Shawn Rudimanといった若手も収録。

カナダはMathew Jonson主宰が主宰する『Wagon Repair』レーベルより、主宰者の弟でもある“HRDVSION”ことNathan Jonsonが新作をリリース！ 兄とは違い、エレクトロやエクスペリメンタル、エレクトロニカなどの要素を取り入れた個性的なテクノで、IDM好きにもお薦めの1枚です！

ベルギーはゲントのレーベル『Eskimo Recordings』による人気ミックスCDシリーズに、UKはブライトン出身の“Radio Slave”ことMatthew Edwardsが登場！ 日本のSly MongooseやShit Robot、X-Press2等の曲を本人がリミックスした曲や、Corey HartやDennis ParkerといったNew Wave、Lazy Fat People、Senor CoconutのRicardo Villalobosリミックスといった曲まで幅広くセレクト！

アメリカは『Ghostly International』傘下の『Spectral』レーベルより、フランスはパリ在住のPortable名義でも知られるAlan Abrahamsが“Bodycode”名義で2作目となるニュー・アルバムをリリース！ テック・ハウスやミニマル・ハウス、アシッド・ハウスなどをごちゃ混ぜにし、それをエレクトロニカで割ったようなオリジナリティー溢れる作品です！さすがMatthew Dearが同レーベルからリリースしているだけあって、一筋縄ではいかない内容です！

ドイツはケルンの『Boxer』レーベルより、ベルリン在住の“Haito Gopfrich”が新作をリリース！ 四つ打ちだけでなく多彩なビートを使ったジャーマン・ミニマル・テクノ/テック・ハウスで、太めかつグルーヴィーなベースラインとトランシーかつエスニックなシンセが高揚感を煽ります！

ドイツはケルンの『Boxer』レーベルより、フランス在住の“Matzak”ことNicolas Matuszczakが新作をリリース！ コミカルでファンキーなテック・ハウスやスペーシーなシンセを使ったデトロイト・テクノまで大箱向けのトラックを収録！

2005年にアメリカはサンフランシスコで産声を上げた『Dirtybird』レーベルが5周年を記念してコンピレーション・アルバムをリリース！ しかも3枚組で、Disc1はSoloやClaude Vonstroke、Justin Martin等の人気曲13曲を収録。Disc2は、『Dirtybird』の音源を使って、Justin MartinがMix！Disc3は、全13曲新曲という大盤振る舞いのコンピです！

メキシコの『Static Discos』レーベルより、同じくメキシコ出身の“Antiguo Automata Mexicano”ことAngel Sànchez Borgesが2ndアルバムをリリース！ 以前1stアルバムをドイツの『Background』レーベルからリリースしてるだけあってミニマル/クリックが中心ですが、そこにクラウトロックやアンビエント、エクスペリメンタルなどを導入したテクノ作品です！

ドイツはベルリンのDapayk主宰によるレーベル『Mo's Ferry』より、ドイツ人プロデューサー“Marcel Knopf”がデビュー・アルバムをリリース！ クリック色は少なく、ミニマルで生楽器などを使った柔らかな印象のメロディアスなテクノ/テック・ハウス作品です！特に4曲目の男性ヴォーカル、Camaraをフィーチャーしたテック・ハウスがお薦め！

ドイツの『Maruca Music』レーベルの記念すべきCD第1弾は、南米はチリ出身の“Pier Bucci”が新作をリリース！ ラテン・パーカッションや民族音楽的なコーラス、女性ヴォーカルなどをフィーチャーした、いかにもチリ人らしいミニマル・ハウス作品です！

ドイツはハンブルグのAliとBastiのSchwarz兄弟によるユニット“Tiefschwarz”が主宰するレーベル『Souvenir』より、主宰者本人達の新作がリリース！ 男性ヴォーカルをフィーチャーしたディープ・テック・トラックから、クリッキーなミニマル・テクノ、ジャジーでコミカルなハウスまで幅広く収録！全曲ともにセクシーな色気が感じられるサウンドで、クラブで流したら凄く盛り上がりそう！

デンマークはコペンハーゲンの『echocord』レーベルより、スコットランドはグラスゴー在住のArne Weinbergによるソロ・プロジェクト“Onmutu Mechanicks”が1stアルバムをリリース！ 同レーベルのこれまでの作品では薄っすらと霧がかったミニマル・ダブなサウンドが多かったのですが、このアルバムは、霧がモクモク立ち込めている中を掻きわけながら歩いているような、スモーキーなダブ・テクノ作品です！

ドイツの名門『Kompakt』レーベルより、デンマークはコペンハーゲン在住のトリオ“Jatoma”がデビュー・アルバムをリリース！ なんとこのトリオ、全員10代だそうで、コズミックなシンセに現在のビート・シーンに迎合するかのようなスモーキーなビート…。とてもエクスペリメンタルなんだけど、どこかキャッチーでオリジナリティー溢れるテクノ/ハウス/ビート作品です！

NYはBrendon Moellerが主宰する『Steadfast』レーベルより、主宰者本人の別名義“Echologist”が新作をリリース！ これが『Deepchord』や『echocord』といったレーベルのミニマル・ダブ/テクノを、よりダビーかつアンビエントにしたシンセを中心とした作品で、まるで霧が濃すぎて1m先も見えないような濃厚なダブ・テクノ作品です