英国フォークのレジェンド、“Vashti Bunyan”（ヴァシュティ・バニアン）が1970年にリリースしたデビュー・アルバムがクリア・ヴァイナルで再プレス！

ローリングストーンズのマネージャー、アンドリュー・ルーグ・オールダムに見いだされ、1965年にジャガー/リチャーズによるシングルでデビューするもその後奮わず。1968年に彼女がボーイフレンドと馬車でスコットランドのスカイ島などを巡る旅の経験から作った楽曲を、ジョー・ボイドがプロデュース、The Incredible String BandやFairport Conventionのメンバーたちと制作したのが本作。

まるで妖精の森へ迷い込んでしまったかのような、彼女の消え入りそうな歌声とリコーダーやマンドリン、バンジョー、フィドル、アイリッシュ・ハープなどを最小限に使った魔法のような作品です。

1970年にリリース後、音楽業界から長らく姿を消してしまう彼女ですが、2000年代に復活を遂げるまでの間もそのサウンドは色あせず、幻の名盤として語り継がれてきた重要作。



A1: Diamond Day
A2: Glow Worms
A3: Lily Pond
A4: Timothy Grub
A5: Where I Like To Stand
A6: Swallow Song
A7: Window Over The Bay
B1: Rose Hip November
B2: Come Wind Come Rain
B3: Hebridean Sun
B4: Rainbow River
B5: Trawlerman's Song
B6: Jog Along Bess
B7: Iris's Song For Us

（2021年2月26日発売）