1940年代から活躍し、チャーリー・パーカーの録音にも参加したJazzドラマー“Roy Porter”の1974年に録音された1stアルバムが世界初CD化されました！

1974年LA録音、誰もが予期しえなかったヴェテラン・ドラマーの“ファンク”な帰還アルバム。12人編成の大型コンボを率いてバシバシ8ビートをキメるチョイ不良オヤジにまずは完敗。ジャケットにフューチャーした愛息ダリルのモトクロス姿、そして息子のモトクロス・ノイズとの共演(！)まで含んだ親バか度120%なほほえましい一枚。

哀愁さえ感じさせるメロディと疾走系の16ビート。後にヴォーカル付きで再演されることになる冒頭の「Jessica」から冴えている。ジャンピンなムード溢れる正統派ジャズ・ファンク「Funky Twitch」、開放感溢れるソウルフル・8ビート「Hense-Forth」、モトクロスの爆音と高速ビートが何故か融合、奇妙なスリリングささえ感じさせる「Wow」、最高にクールでヒップなラストのファンク「Ooh-La-La」など、自主制作的ないなたさの中にギラリと光るカッコ良さを秘めた傑作！



01: Jessica
02: Funky Twitch
03: Hip City
04: Hense-Forth
05: Drums For Daryl
06: Wow
07: Ooh-La-La

（2007年1月7日発売）