これはすごい発掘だ！中米ニカラグアの70年代中期オドロキのサイケデリック・ラテン・ジャズファンクの激レア未発表音源がCD化！

1972年の大地震による首都マナグアの壊滅、暴動、内戦…と荒れた社会情勢の中、有名政治家の息子という上流階級の立場から最終的には反政府勢力コントラのロック・アイコンにまでなるという激動の経歴を持つ中米ニカラグアのミュージシャン、“Alfonso Love”。71年に解放軍サンディニスタにハイジャックされいくつもの銃弾を受けた数年後に、彼はサンタナのパーカッショニストとして有名なホセ・チェピート・アリアスと共に、この恐ろしくサイケデリックなジャズ・サウンドを録音していた…！

躍動するラテン・パーカッションに、エレピの効いたスピリチュアル・ジャズ的演奏、しかしそこに加えられるシンセとエフェクト処理が強烈な「トビ」を注入。ハービー・ハンコックのアフロ・ジャズ/スピリチュアル・ファンク名盤『Mwandishi』 meets リー・ペリーのダブワイズに通じるトリッキーなスタジオ・ワークとはまさに！な、レフトフィールド向精神ラテン・ジャズ！



01: Nueva Segovia
02: La Bomba De Neutron
03: Tropical Jazz
04: Los Conquistadores
05: Sinfonia Del Espacio En Do Menor
06: La Gigantona
07: Firebird Feathers
08: Rio San Juan Drums

（2012年10月24日発売）