UKはグラスゴーの『Luckyme』レーベルより、同郷のDorian ConceptやThe Clonious諸作でも印象的な仕事を残し、最近ではCHVRCHES,やThe 1975、そしてSkyFerreiraのリミキサーに抜擢されてきたオーストリア出身のビートメーカー/ジャズ〜インプロ・ドラマー“Cid Rim”ことClemensBacherがデビュー・アルバムをリリース！

Steve Reichを倍転しながらピッチを上げていくような緊迫感あふれるミニマル・トラックにスリリングでダイナミックなドラミングがシンコペートする「Surge」、ブルックリンのシンセ・バンドFriendsの元メンバーでBlood Orangeのコラボレーターとしても活躍するSamantha Urbaniを迎えた「Repeat」ではHudsonMohawkeやRustieを更新するポスト・ポスト・モダンなハイエナジー・トラックが炸裂、Petite Noirのかつてないほどのエモ歌唱にフリージャズやゴスペルがトランス化したシンセ・レイヤーが渦巻く「One Last Thing」など『LuckyMe』が“秘密兵器”と語る通り、エレクトロニック・ミュージックとジャズの衝突点としては凄まじい熱量の火花を撒き散らす本作。

今後のビートミュージック・シーンを占ううえでターニング・ポイントに位置付けられそうな超問題作が遂にドロップ！



A1: Clay
A2: Surge
A3: Zunder
A4: Repeat ft Samantha Urbani
A5: Genesung
B1: Serra Serra
B2: Mouches Volantes
B3: Furnace
B4: ASDW
B5: One Last Thing ft Petite Noir
B6: The Material