ミュート・ピアノとエレクトロニクスを天性のセンスで繊細に編み込んだ、ジャズでもポスト・クラシカルでもない美しいピアノ・サウンド。マーヴィン・ゲイのトリビュート作品が一部で話題のピアニスト“The Vernon Spring”(ザ・ヴァーノン・スプリング)による日本編終盤がリリース。
2008年に弱冠17歳にして故エイミー・ワインハウスのワールド・ツアーのピアニストとしてキャリアをスタートさせたサム・ベステ。その後オルタナ・ソウル・トリオ、ヘジラを結成し、2020年にはザ・ヴァーノン・スプリングとしてソロ・デビューしたロンドンの注目のピアニスト。
2021年にリリースした1stアルバム『A Plane Over Woods』がロングセラー。2022年初頭にはマーヴィン・ゲイの名作『What’s Going On』を独自に解釈した2ndアルバム『What’s Going On』をLPのみでリリースし、いずれも高い評価を得ました(元々は『What’s Going On』のリリース50周年に合わせて2021年内にリリース予定だったものの、LPの製造遅延により2022年に延期)。
ミュート・ピアノとエレクトロニクスを天性のセンスで繊細に編み込んだ、ジャズでもポスト・クラシカルでもない美しいピアノ・サウンドに魅了される人が続出しています。
本作『Ulpiano』は、『What’s Going On』に収録された、マーヴィン・ゲイのカヴァー4曲「What’s Happening Brother」「God Is Love」「Mercy Mercy Me (The Ecology)」「Save The Children」を中心に、デジタル配信のみでリリースされた、『A Plane Over Woods』収録曲のヴォーカル・ヴァージョンや、「Ulpiano」の未発表ライヴ・ヴァージョンなど、全12曲を収録した日本限定のコンピレーション作品となります(いずれも初CD化)。
01: Ulpiano (Live)
02: What’s Happening Brother
03: Earth, On A Good Day feat. Ghostpoet and aden
04: Under – The Vernon Spring & Ideophone
05: God Is Love
06: Catching Midnight feat. Loa
07: The Hum IV feat. Dot Never
08: On the 21st of May
09: Unassigned II feat. aden
10: Mercy Mercy Me (The Ecology)
11: Mai feat. Saoirse-Juno
12: Save The Children
(2023年8月11日発売)