水のように静かで優しく、美しく煌めき、時にドラマティックに変化しながら、循環する音楽。カナダのモントリオール出身の作編曲家/ヴァイオリニスト/シンガー、Ambre Ciel(アンブレ・シエル)のデビュー・アルバム『still, there is the sea(それでも、海はある)』は、ドビュッシー、ライヒやグラースなど現代クラシック、同郷のパトリック・ワトソンやスフィアン・スティーヴンスなど静謐なシンガー・ソングライター、そしてシガー・ロスやJFDRなどアイスランドのアーティストをつなぐ夢心地の音世界が広がる、美しく洗練されたポップ・アルバム。
モントリオールの静かなアパートメントでひとり作り始めたという本作は、メロディーと歌詞において「水」というイメージが一貫して現れている。M-2「eau miroir」は波に太陽の光が鏡のように反射するさまを想起させるピアノのフレーズが、波のように上下するメロディーへとつながっていく。M-3「cycle」はピアノの周期的なパターンが連続し水の循環や永続性を思わせ、大雨の降る嵐の夜にレコーディングされたというM-6「sometimes」は、その音によって人の内面に起こる変化を表現している。
6歳でヴァイオリンを始め、後にペダル・エフェクターやループ・メロディーの実験を経て、大学で作曲とレコーディングを学んだというアンブレ・シエル。声とヴァイオリンのレイヤーで構築される楽曲に取り組みつつ、ピアノによって豊かなハーモニーの可能性を追求することにより、パーソナルでありながら神秘的な映像が広がる、夢心地の音世界を作り上げた。全曲の作詞作曲と編曲を彼女が手掛けているが、共同プロデューサーとしてピエトロ・アマート(ベル・オーケストラのメンバーであり、パトリック・ワトソンやアーケイド・ファイアのフレンチホルン奏者)がクレジットされ、パーカッショニストのステファン・シュナイダーや弦楽三重奏団など繊細かつ個性豊かなミュージシャンが参加し、深淵かつ映像美あふれる音像を描き出している。
01: the sun, the sky
02: eau miroir
03: cycle
04: atlantis
05: dream / mirage
06: sometimes
07: pièce no.8
08: fragment of
(2025年8月29日発売)
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