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Akira Kosemura(小瀬村 晶) / Polaroid Piano 【15th Anniversary Edition】 (国内盤LP)
オーストラリアはLawrence English主宰の『Room40』のサブレーベル『Someone Good』から2009年にリリースされた、Akira Kosemura(小瀬村晶)によるピアノ・アンビエントの傑作「Polaroid Piano」が、15周年記念盤としてボーナストラック1曲を追加し、初のヴァイナル化。

『ポラロイド写真』をテーマに、ピアノとフィールドレコーディングを用いて、音の響きと質感、そして即時制も重視したという本作は、まさにアーティスト本人の私的なスナップショットのような内容に。とても穏やかでノスタルジックな質感と夢のように儚く美しいメロディーが心地よい極上のピアノ・アンビエント作品。

20世紀の後半を通し、エドウィン・ランドが発明したのポラロイド写真は、『時を捕らえ』、そしてそれを数秒後に蘇らせる画期的なインスタント写真として、フォトアルバムの中を独占するようになった。ランドの製品は、人々の回りにある世界の記録の仕方に革命をもたらしたのだ。しかし、ポラロイド・カメラは、ただ過去の瞬間をただ物語るだけでなく、その媒体が差し込むソフトフォーカスにより、ぼんやりした記憶で過酷な現実を覆ってしまうような、夢のような写真の質感を表現した。

このポラロイド写真の流儀に従い、小瀬村晶がオーストラリアSomeone Goodレーベルから2009年にリリースしたアルバム「ポラロイド・ピアノ」は、うっすらと靄のかかった映画のような印象を聴く者に与える。非常に牧歌的で美しいピアノ・サウンドと繊細なエレクトロニクス、そしてレーベルオーナーでもあるサウンドアーティストのローレンス・イングリッシュが録音したフィールド・レコーディングを丁寧に織り合わせ、フェルト・ピアノの手法やモノラル録音で独特のざらついた音の質感を作り出したという本作には、ゲストギタリストにPaniyoloも参加。ピアノの音が空間の中で呼吸するかのように響き、日常の気配や時間の流れが自然に音楽の中へと取り込込まれた、静かで深い余韻を湛えた一枚。



A1: Hicari
A2: Faire
A3: April
A4: Would
A5: Sign
A6: Tale
B1: Look
B2: Tyme
B3: Guitar
B4: Venice
B5: Ein Lied
B6: Enough Grace

(2026年4月17日発売)
型番 AMIP-0396LP
販売価格 5,830円(税込)
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