東京の『Novel Cell Poem』レーベルから2005年にリリースされた、エレーヌボーイと茶目っ気たっぷりの仲間たちが繰り広げる、水をテーマにした音の世界。

海、さかな、川、カモ、小船、大船、お風呂場、牛のいる浅瀬、ワニの涙、白鳥やカエル、突然の雨、ちいさなしずく…。

あらゆる水辺のたっぷりとした詩情やものがたり。そして瓶や栓、オカリナやバラフォン、浴槽を磨く音や水道管、バネの音やぶくぶく泡立つパーカッション。それらを操り、こねくりまわすエレーヌと子供たちのおしゃべりや歌が、無形で純粋な液体の中で時に誰よりも軽やかな水しぶきをあげながらきらめき、時に計り知れない重さで海の底へ沈んでゆき、水の中の自由自適な波紋を投げかける。

あなたも耳を澄ませば感じるはず。世界の全てが一音ごと、一滴ごとにいろんな音とリズムによって形作られるのを！







01: Titi
02: La mare à Toto
03: Quel fiasco!
04: Le canard
05: Devine mouche
06: La mouche
07: La vache et le gué
08: Devine mouche
09: Le crocodile
10: Tombalo
11: Le bateau de Nino
12: Nina n'a pas froid
13: Le cygne
14: Le zébu
15: Le bonheur est ailleurs
16: Devine mouche
17: Gudule
18: La mare à Toto
19: M. et Mme Soudain la...
20: Trois petites gouttes
21: Question
22: Les chemins de l'eau

（2005年10月10日発売）