UKはロンドンの老舗レーベル『Ninja Tune』より、アフリカン・アートを散りばめたコラージュ・アートでお馴染みのアフロ・アメリカンのアーティスト/作家Romare Beardenにオマージュを捧げるArchie Fairhurstのソロ・プロジェクト“Romare”が1stアルバムをリリース！

アシッドハウス名盤、A Guy Called Geraldの「Voodoo Ray」をあたかもDJ Shadowがリワークしたかのような仕上がりとなっている本作。Miles Davisの「On The Corner」を彷彿とさせるリズム感にソリッドなトランペットとピアノがタイトかつスイートなグルーヴを醸し出す「Work Songs」、先行シングル・カットされMoodymannも真っ青のデトロイト・フレイヴァーが感動すら呼び起こすキラー・ハウス「Roots」、ヒップホップの元ネタに使われそうなヴィンテージ感が匂い立つ小気味良いディープ・ファンク「Lover's Man」、多幸感全開シンセリフにブルージーなトランペットが絡み、緊張感のあるノスタルジアを生み出すディープ・ハウス「Prison Blues」、そして哀愁漂うエレピにボイスサンプル、アコースティックな音像がたまらないジャジー・ダウンテンポナンバー「La Petite Mort」で、デビュー作にして名盤確定、華々しくその幕を開いたRomareの今後に大注目である。



01: Nina's Charm
02: Work Song
03: Motherless Child
04: Ray's Foot
05: Roots
06: Jimmy's Lament
07: Lover Man
08: Rainbow
09: Prison Blues
10: The Drifter
11: La Petite Mort

（2015年2月21日発売）