アメリカはミシガンの人気レーベル『Ghostly International』より、Keith Kenniffの“Helios”が大復活！ここ2作ではシンセを使ったビートレスのアンビエントに徹していたHeliosが、2015年の名盤「Yume」を想起させるアコースティック・ギター、ピアノ、そしてダウンテンポのパーカッションを使用したサウンドで戻ってきました。

今作では構造よりも質感を重視し、瞑想的で広がりのある美しい音景を作り出しています。これまでの作品でも見られる彼の忍耐強さが現れた映画的なアレンジが独特の軽快さを保つことで今作の特異さを示してると言えるでしょう。各曲がそれぞれ完結していながらもアルバム全体が繋がった叙事詩のような響きを持っています。



A1: Fainted Fog
A2: Intertwine
A3: All The While
A4: Every Time
A5: Lineoa
B1: A Familiar Place
B2: Lowland
B3: Well Within
B4: Emeralds
B5: Rounds

（2023年8月11日発売）