デンマークはコペンハーゲンの『Out Of Orbit』レーベルから、主宰者“Martinez”自身がレーベル・カタログをMixしたアルバムがリリース！ 『Get Physical』や『Playhouse』と共に今絶大な人気を誇るクリック/ミニマル・レーベルだけあって、内容は充実しまくりです。このレーベルの特徴は結構トランシーな音を使っているところが魅力的です！

UKはロンドンのRadio Slave主宰のレーベル『Rekids』より、カナダはトロント在住の“James Teej”がデビュー・アルバムがリリース！ 『Rekids』レーベルらしいミニマルなビートに、ウォーミーで柔らかなシンセ、そこに優しげな男性ヴォーカルが乗ったディープ・テック・ハウス！『Freerange』や『OM』レーベル辺りが好きな人にお薦め！

メキシコのエレクトロニカ・レーベル『Static Discos』より、“Fax”ことRuben Alonso Tamayoが新作をリリース！ 今作はキラキラしたシンセのメロディーに、男性と女性のヴォーカルが参加したテクノ/テック・ハウス色の濃いエレクトロニカ作品です！ほとんどの曲が四つ打ちなので、テクノ/テック・ハウスDJの方にもお薦めです！

UKはメイドストーンの『Saved』レーベルより、『Rekids』レーベルからのリリースで有名な“Spencer Parker”が1stアルバムをリリース！ ファンキーかつファットなベース・ラインがかっこいいミニマル・テック・ハウスを中心に、エキゾチックなヴォーカルやディスコ・エディットなども取り入れた作品です！

UKはロンドン（元はベルギー）の老舗レーベル『R&S』より、NY在住のLogan TakahashiとNicholas Weissによるユニット“Teengirl Fantasy”がニュー・アルバムをリリース！本作では、90年代初期のテクノ・サウンドにインディー・ダンスやポップ・ミュージック、R&Bの影響を反映させている実に大胆で、美しく、生き生きとしたアルバムに仕上がっている

フランスはパリで2007年に設立されたレーベル『Salon』より、ドイツはベルリン在住の“Markus Schatz”が1stアルバムをリリース！ まるでMoodymannがアシッド・ハウスに手を出したかのようなスモーキーかつジャジーなディープ・テック・ハウスで、エモーショナルなヴォーカル・サンプリングやピアノ、ウッド・ベースなどを用いた素晴らしい作品です！

NYはブルックリンのDaniel Lopatin（Oneohtrix Point Never）が主宰する『Software』レーベルより、サンフランシスコのメディア・アーティスト/作曲家“David Kanaga”がデビュー・アルバムをリリース！

フランスはパリとドイツはベルリンを拠点とするレーベル『InFine』より、スペインはバルセロナ在住のFabrizio RizzinとPere Soleによるユニット“Downliners Sekt”がニュー・アルバムをリリース！ オウテカ流のサウンド・サイエンス、Rhythm & Soundによる「Burial Mix」シリーズを彷彿とさせる幽玄なエコー使い、融解したマイブラのシューゲイズ感、ベルリン系ダブ・テクノ、ポスト・ダブステップ、これらを網羅した多様な音楽性が彼らの特徴です！

アメリカはNYのDominick Fernowが主宰する『Hospital Productions』レーベルより、イタリアの3人組“Ninos Du Brasil”が2枚目となるニュー・アルバムをリリース！ブラジリアン・サンバの一種・バトゥカーダが織り混ざった辺境テクノの大推薦盤！！

ドイツはベルリンの名門レーベル『Tresor』より、デトロイト・テクノ・ユニット“Drexcia”の片割れのJames Marcel Stinsonによるソロ・プロジェクト“Transllution”が2001年にリリースしたアルバムがリマスターされ再発！ これがDrexcia直系（当り前ですね）のデトロイト・テクノ/エレクトロで、キレのあるビートが素晴らしい名盤です。

Lykkelig（リュケリ）2015年お薦めCD第6弾は、UKはロンドンの名門レーベル『Planet Mu』より、Henny MoanやS. Bronzeといった名義でも活動中の“John T. Gast”によるデビュー・アルバム！解像度の荒く引き延ばされたスクリューやローファイ・サウンドを下地とし、サンプリング、フィールド・レコーディング、エレクトロニクスを織り交ぜ、ドゥームなドローン〜ラウンジ、ミドル・スクールなデトロイト・テクノ〜アシッド・ハウスやブレイクビーツを展開。

今は亡きUKはロンドンのハウス/ディスコ・レーベル『Nuphonic』から2001年にリリースされた、NY在住の“Adam Goldstone”によるデビュー・アルバム！ さすが、あのMaurice Fulton主宰の『Pink Music』の主軸アーティストだっただけあって、ラテン・フレーヴァ―なウワモノに、ヘヴィーなベースラインを絡めたディープ・ハウス〜ディスコ・ダブ作品です！

今は亡きUKはロンドンのハウス/ディスコ・レーベル『Nuphonic』から2001年にリリースされた、Raj Gupta、Petar Zivkovic、Glen Eggletonの3人によるユニット“Block 16”によるリミックス・アルバム！ レーベルメイトのFugやRay Mang、Pepe Bradock、Brennan Green、Daniel Wangなど豪華なメンツがリミックスを担当！ディープ・ハウス〜ニュー・ディスコ好きにお薦め！

今は亡きUKはロンドンのハウス/ディスコ・レーベル『Nuphonic』から2001年にリリースされた“Justin Robertson”によるデビュー・アルバム！ エレクトロニックかつファンキーなディープ・ハウスで、夏にピッタリのハイテンションな作品です！

テクノ界の神童として現れ、20年以上のキャリアを誇る重鎮“Surgeon”（サージョン）の最新アルバム！ モジュラー・シンセから遥か彼方の銀河へ思いを馳せた超絶のテクノ・ギャラクシー！

UKはロンドンの老舗レーベル『Ninja Tune』より、ドイツはベルリンの『Money $ex』を主宰する“Max Graef”と“Glenn Astro”によるコラボ・アルバムがリリース！ ダスティでアコースティックな空気感の中構築されるファンクネス漲るグルーヴは、ブラック・ミュージックとしてのハウスを再定義する程の完成度を誇る。

UKはグラスゴーの『Lucky Me』レーベルより、エディンバラ出身のAgnes GryczkowskaとAlexander Johnstonによるユニット“Naked”がデビュー・アルバムをリリース！

UKはロンドンのKode9が主宰する『Hyperdub』レーベルより、女性アーティスト“Ikonika”ことSara Abdel-Hamidが4年振りに3枚目となるニュー・アルバムをリリース！ ドーン・リチャードからチャーチズまで幾多の傑作リミックスを手掛け、世界中をDJツアーで回りながら制作された本作はUKガラージ〜ファンキーやハウスから彼女のヒップホップ〜R&Bの骨格や構造美に対するフォーカスへとシフトした作品に仕上がった。

UKはロンドンの『Planet Mu』傘下で、Venetian Snares主宰の『Timesig』レーベルより、アトランタの電子音楽家“Richard Devine”が6年振りにニュー・アルバムをリリース！ 本作はモジュラーシンセを用いて制作された作品。IDM/インダストリアルなどエクスペリメンタル方向から解釈するテクノ・サウンドの新たな方法論。トラックとノイズを帯びた電子音に先に微かに見え隠れする微細な音の粒子にゾクゾクします！

アメリカはLAの人気レーベル『Mush』より、以前同レーベルから“ID And Sleeper”というユニットでアルバムをリリースしていた“Sleeper”ことCarlos Ransomがソロ・アルバムをリリース！ これまたインダストリアルなマシーン・ビートに、ダークでノイジーなシューゲイズ・ギターを融合したオリジナリティー溢れるインストゥルメンタル・ヒップホップ/IDM/エクスペリメンタル/ポスト・ロック作品です！