シンガポールの「KITCHEN. LABEL」より、Takehiro MiyataとTomoyuki Ikeによる日本発のコンセプチュアル・サウンドユニット、The FURICO Music Team（FMT）がニュー・アルバムをリリース！

楽譜ソフトのみで制作され、物理的な楽器を一切使わずに構築されたこのアルバムは、歴史上存在しなかった「音楽におけるキュビスム」を仮想的に描いています。Interiorsの空間美、柴野さつきのミニマルなクラシシズム、YMOの生成的論理など、日本のプロト・エレクトロニカやフォース・ワールド・ミュージックにも通じる非ジャンル的表現方法で、室内楽的なテクスチャと幾何学的構造、時間軸のズレや音の屈折を重層的に響かせ、まるで「セザンヌが音楽を作ったなら」と思わせるような、繊細で抽象的、そしてどこか情緒的なサウンドを生み出しています。



A1: Cube 1: Le Déclencheur (Trigger)
A2: Cube 2: Les Tentatives (Attempts)
A3: Cube 3: Collages (Collages)
A4: Cube 4: Le Temps (Time)
B1: Cube 5: Synthétique (Synthetic)
B2: Lorsque La Cloche Du Soir Sonne (When the evening bell rings)
B3: Cube 6: L'Avant Et L'Arrière (Front And Back)
B4: Le Rêve Restauré (Dream Restored)

（2025年7月4日発売）