UKはブライトンの名門レーベル『Tru Thoughts』より、プリンスに仕えたジャズマン、アメリカはオースティン出身の“Sly5thAve”ことSylvester Uzoma Onyejiaka IIが、LA最高峰のミュージシャンたちを従えドレーの名曲群を圧巻の生演奏でカヴァー!
故プリンスにその才能を見出され、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーとして頭角を現し、スティーヴィー・ワンダー、ジャネール・モネイ、デイヴ・ブルーベック・カルテット、クァンティックら著名ミュージシャンたちとの共演・共作でも名を馳せるサックス奏者兼マルチ・プレイヤー、プロデューサーのSly5thAve(スライフィフスアヴェニュー)による伝説のドクター・ドレ・トリビュート公演が遂にスタジオ・レコーディング作品としてリリース!
このアルバムはもともと、2015年にSly5thAveと『Mochila』のエリック・コールマン、ブライアン・ジャクソン&ザ・ニュー・ミッドナイト・バンドのケンティア・フレイザーが企画した音楽学校を新設するための資金を募るための慈善コンサートを観覧したドクター・ドレーが感銘を受け、祝辞を述べるに至ったことから、レコーディングがスタート。ドクター・ドレーの曲に敬意を表して、そのスタイルを独創的なジャズへと移し、「The Edge」ではクァンティックことウィル・ホランド、「Drelude for Woo」ではマーク・ド・ク・u档宴Cヴ・ロウ、「Let Me Ride」ではジメッタ・ローズ、「I’d Rather Be With You」ではメリッサ・マクミラン、「My Name Is」ではロバート・スパット・シーライト(スナーキー・パピー)を筆頭に錚々たる客演陣とともにリズムやメロディにおいて即興演奏や実験的な試みを自由に取り入れた圧巻の作品に仕上がった。
本作においてロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、テラス・マーティンとはまた違った形でジャズとヒップホップの新たなる相互関係を提示する才能としてSly5thAveがその名をさらに広めるのは時間の問題だろう。
01: Shiznit feat. Jesse Fischer
02: California Love feat. Cory Henry
03: Drelude for Woo feat. Mark de Clive Lowe
04: Forgot About Dre
05: Interlude #2 feat. Zach Brock
06: No Diggity feat. Sydney Driver
07: The Jam feat. Matthias "Pedals" Loescher
08: Who Am I feat. Paul Wilson
09: The Jam Part II feat. Paul Wilson
10: I'd Rather Be With You feat. Melissa McMillan
11: Curtis feat. Patrick Bailey
12: Still D.R.E.
13: The Jam Part III
14: My Name Is feat. Robert "Sput"n Searight
15: Interlude #3 feat. DJ Center
16: Guilty Conscience
17: Interlude #4
18: Nuthin' But A "G" Thang feat. Brad Allen Williams
19: Interlude #5
20: Let Me Ride feat. Jimetta Rose (Radio Edit)
21: The Edge feat. Quantic
22: Next Episode
23: Peace
(2017年11月17日発売)