UKはロンドンのGilles Peterson(ジャイルス・ピーターソン)が主宰する名門レーベル『Brownswood』より、シャバカ・ハッチングス、モーゼス・ボイド、ヌビア・ガルシア、ユセフ・カマールなどの台頭で湧き、今まさに熱い息吹をもって大きな注目を集める南ロンドンのジャズ・シーンにおける最重要キーボード奏者及びコンポーザー兼プロデューサーである“Joe Armon-Jones(ジョー・アーモン・ジョーンズ)が待望のソロ・デビュー・アルバムをリリース!
アフリカンやカリビアン系黒人の多い南ロンドン・ジャズ・シーンにあって、ジョーは異色とも言える白人ミュージシャンでありながら、黒人さながらのブラック・フィーリングを有し、話題のアフロ・ジャズ・ファンク・バンドのエズラ・コレクティヴの一員としての活躍を筆頭に、ファラオ・モンチやアタ・カクのツアー・サポートを務めている。そして本作には女性版カマシ・ワシントンとも言うべきサックス奏者ヌビア・ガルシア、ギル・スコット=ヘロンの再来と謳われるギタリスト兼シンガー・ソングライターのオスカー・ジェローム、盟友マックスウェル・オーウィン、エズラ・コレクティヴのトランペット奏者のディラン・ジョーンズに加え、ザラ・マクファーレンのプロデューサーとしても活躍する天才ドラマーのモーゼス・ボイド、オスカーと共にアフロビート・バンドのココロコで演奏するベーシストのムタレ・チャシらも参加し、女性シンガー・ソングライターのエゴ・エラ・メイ、ラスタファリ系ポエトリー・シンガーのラス・アシェバーらもフィーチャーされるなどまさに現在のロンドン・ジャズ・シーン活況の立役者たちが集結。
ジャイルス・ピーターソンが自身のラジオでエアプレイするやいなや大きな反響を呼んだタイトル曲「Starting Today」を筆頭に、サンダーキャットにも通じるメロウなAOR〜アーバン・ソウル「AlmostWent Too Far」やロバート・グラスパーやクリス・デイヴらUS勢に対するUKからのアンサーと言えるJディラ直系のクォンタイズ・ジャズ「Ragify」など満を持して発表される作品に相応しい逸曲が並んでいる。
01: Starting Today ft Asheber
02: Almost Went Too Far
03: Mollison Dub
04: London's Face ft Oscar Jerome
05: Ragify ft Big Sharer
06: Outro (Fornow)
(2018年5月4日発売)