アメリカはLAのFlying Lotusが主宰する人気レーベル『Brainfeeder』より、サンディエゴ出身のビート・メイカー“The Gaslamp Killer”ことWilliam Benjamin Bensussenがデビュー・アルバムをリリース!
『Breakthrough』にはロサンゼルスという土地にインスパイアされたサイケデリックなサウンドと、世界各地の様々なシーンからの影響が反映されている。レゲエとヒップホップとブレイクビーツからスタートした彼のDJ人生は、10年あまりの活動の中で多様な音楽を飲み込んできた。彼の父親はメキシコ・シティ出身だが、トルコとレバノンの血が流れており、ワールド・ミュージックも自然と吸収した。また、チェリー・ストーンズやアンディ・ヴォーテルやNow Againのイーゴンといった非西洋圏の音楽の目利きたちの影響も受けて、インド、アジア、中近東の古いレコードにビートを発見していくことにものめり込んでいった。
しかし、『Breakthrough』は単なるビートの寄せ集めではなく、10年に渡って世界を周り、各地でパフォーマンスを行ってきたザ・ガスランプ・キラーのすべてを反映した音楽プロジェクトだと言える。ゴンジャスフィ、エイドリアン・ヤング、ディムライト、デイデラス、 サムアイアム、シゲト、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、コンピューター・ジェイなど多彩なゲストがこのプロジェクトを支えている。ちなみに、ギタリストでタンブールの名手でもあるAmir Yaghmai をフィーチャーした「Nissim」のタイトルは、ガスランプ・キラーの祖父の名前に由来している。
★国内盤のみボーナス・トラック収録!
01: Breakthrough Intro
02: Veins (with Gonjasufi)
03: Holy Mt Washington (with Computer Jay)
04: Father
05: Critic (with Mophono)
06: Dead Vets (with Adrian Younge & MRR)
07: Flange Face (with Miguel Atwood-Ferguson)
08: Fuck
09: Apparitions (with Gonjasufi)
10: Impulse (with Daedelus)
11: Peasants, Cripples & Retards (with SAMIYAM)
12: Meat Guilt (with RSI)
13: Mother
14: Nissim (with Amir Yaghmai)
15: Keep It Simple Stupid (with Shigeto)
16: Seven Years of Bad Luck for Fun (with Dimlite)
17: In the Dark...
18: Whistle Blower (With Shafiq Husayn & Om'mas Keith) *Bonus Track For Japan
(2012年9月26日発売)