アメリカはLAのFlying Lotusが主宰する『Brainfeeder』レーベルより、“Ras G”ことGregory Shorter Jr.がニュー・アルバムをリリース!
太古に未来を見い出すような音楽を通じて時空を探求し、この世のものとは思えない驚愕のビートは過去と未来を紡ぐ。
久々の『Brainfeeder』からのリリースとなる本作では鈍く重いビートが、かつてないほどに、ラス・Gの思想、アフリカン・スペース・プログラム(ASP)を先導している。AkaiのMPCとRolandのSP-303を備えたスペースベース (ラス・Gがフライング・ロータスとシェアするスタジオ) での数え切れない日々を通じて、ラス・Gは本領を発揮!本プロジェクトにおいて、胸震えるベース、簡潔なループ、驚くようなフィールド・ノイズにおける過去の実験の再来だ。直感に従い実験を行う中で、地球外の体験を感じさせる深遠な重低音、宇宙にはじけ飛ぶようなホワイト・ノイズが融合し合い、太古のアフリカン・ドラムによるポリ・リズムが重なっていく。
ASP (様々な名義に変化しながらサン・ラーへのオマージュとなるラス・Gの思想) によるライブ・パフォーマンスのほとばしるエネルギーを捉えた「Asteroid Storm」や瞑想しているかのように感じる「All Is Well」での心地よい音色、そしてその雰囲気にフィットするサン・ラーによる言葉を収めた「Natural Melanin Being」。「Back On The Planet」とは率直な意見や行動を起こすのに障害となるものを取り除こうとしているASPのことである。ラス・G・アンド・ジ・エインシェント・スペース・プログラム(ASP)は自我を超越したところからインスピレーションを手に入れ、恒久なるものと対峙している。ここではないどこかで、常に調和の中で。
01: Back On The Planet
02: All Is Well....
03: CosMc Lounge Kisses
04: Along The Way...
05: _G Spot Connection
06: OMMMMM.......
07: One 4 Kutmah
08: Culture Riddim
09: Been Cosmic
10: Injera, Lentils, and Kale
11: Asteroid Storm....
12: Find Ya Self (ANU Wrld)
13: Natural Melanin Being...
14: Ancestral Data Bank
15: Children Of The Hapi
16: Jus There... (feat. Brotha There)
(2013年8月10日発売)