前作、UKはロンドンの『R&S』のサブ・レーベル『Meda Fury』からリリースされた 2LPアルバム「Pale Lux」が国内外で高い評価を受け、現在も様々な方面で活躍する“Ryota OPP” のニュー・アルバム「Esoterica」が、東京の『Tastee T Production』よりカセット・テープ+DL Code 、『Meda Fury』からはデジタル音源とフォーマットを変え、2レーベル同時リリース!
2011年に処女作を送り出して以降、世界的な新世代のDisco/Houseシーンの台頭と日本のClubシーンに対し新しい創造性と挑戦を提示して来たRyota OPP。今回は以前までの作品にも増して、更に豊かな音楽性の表現を内包し、Disco/Houseというジャンルの垣根を超えた、新しいDance Musicの価値に挑戦している。
「esoterica」は従来のClub Musicと、古い原始的な音楽の狭間にあり、古い東欧の雰囲気を起点として、アジア、アフリカ、南アメリカのルーツミュージックへと手を伸ばす。作家の個人的な郷愁や旅情を散りばめ従来のクラブミュージックと一線を画す感情的な豊かさを表現している。サイケデリックでプライベートで、そして名もない旅の古びた、しかし新しいスナップショットのような音楽であり物語だ。この音楽的旅情を彩るにあたり冒頭1曲目では様々なバンドで日本のアンダーグランド・シーンを牽引するGo Max Goda(aka Kaeko Kimura) がシンセサイザーとして参加。旅の終盤に差し掛かる最後から2曲目の AstringencyではフレンチバンドLa ChatteのギタリストNicolas Jorio が哀愁のあるディストーション・サウンドで幕引き前の盛り上がりを演出している。
Tastee T Productionからリリースされるカセット・テープ+DL Codeでは、カセットテープ音源とDLコード音源それぞれ、マスタリングをおこないカセットテープ、デジタル両方の音質で楽しめる作品になっている。また、DLコード・デジタル音源は、DJユースを想定したマスタリングが施されたWAV音源となっている。
A1: Esoteric feat. Go Max Goda a.k.a Kaeko Kimura
A2: Sanctuary
A3: Succession
A4: Scope
A5: White Birch
A6: Deucer (slow)
B1: Vibrant (slow)
B2: Eathen
B3: Charm
B4: Astringency feat. Nicolas Jorio
B5: Tranquil
(2019年11月1日発売)