UKはロンドンのGilles Peterson(ジャイルス・ピーターソン)が主宰する名門レーベル『Brownswood』より、マンチェスターのライブ・ミュージック・シーンで活動をスタートしジャイルス・ピーターソンに見初められた、ソウルフルなヴォーカルで魅了するKemani Andersonと、切れのあるサックス奏者として一目置かれるCallum Connellの2人が率いる注目のストリート・ソウル・バンド“Secret Night Gang”がデビュ−・アルバムをリリース!
マンチェスターのジャム・セッション・シーンで経験を積みあげた彼らは、暗闇のなか閉鎖したままのオールド・トラッドフォード(マンチェスター・ユナイテッドFCの本拠地)でジャムセッションを行い、そのときの経験から自分たちのバンドを名付けたという。そしてその後、ドラマーのマイク・ウィルソンと、プロデューサー兼エンジニアとして、ダルケミスことイヴォンヌ・エリスを招き入れた。本作にはベースにウィルソンの同胞のジュヌロイが参加、ギターにはナイル・ロジャースのようなリズム・ギターを奏でるジャック・ダックハムが参加している。現代的でクロスオーバーな感覚が取り入れられた本作において、バンドはファンク、ソウル、ジャズ、ディスコなど様々なジャンルを新しい感性でミックスしている。
バンドはシック、クインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド・アンド・ファイアーといった様々な音楽的影響をアルバム中に散りばめている。「Journey」はタワー・オブ・パワー風の楽曲となっており、「Lonely」はハード・ファンクなスタイルの楽曲で、アンダーソンの独特なヴォーカルスタイルが曲を通して輝いている。「Fall in Love」と「Beautiful Days」では心地良いR&Bを展開し、「The Sun」ではスピリチュアルな領域まで到達している。そして「Wanna Be With You」と「Live Your Life」では、ジル・スコットやJ・ディラの影響を感じるネオ・ソウルを披露している。
01: Lonely
02: Fall in Love
03: Beautiful Day
04: The Sun
05: You Are My Love
06: Journey
07: Wanna Be With You
08: Live Your Life
09: Captured
(2021年12月3日発売)