前回のスティーブ・ライヒの傑作「18人の音楽家のための音楽」を再構築した作品が素晴らしかった、アメリカはミシガン在住のプロデューサー“Erik Hall“。今回はSimeon Ten Holtのアルバム「Canto Ostinato」が、”7台のキーボードのためのソロ・ヴァージョン”として再構築。

全長にわたって繰り返されるリズムのモチーフ（オスティナート）は、印刷された音符の数が限られている。それをどのように、どれくらいの時間、どこにアクセントを置くかなどは、演奏者の自由である。4台のピアノによるオリジナルのライブ・レコーディングのようにその世界観に迷い込みたくなりますが、彼は1962年製のハモンドM-101オルガン、1910年製のスタインウェイ・グランドピアノ、1978年製のローズエレクトリックピアノを合計7層重ねて制作。



A1: Sections 1-69 (28:58)
B1: Sections 70-106 (30:02)

（2023年2月22日発売）