「過ぎてしまう一瞬を見つめる」をテーマに宮崎県を拠点に音楽と映像を制作するnuun (横山起朗、sorami、グンジキナミ)による待望の2ndアルバムが前作｢find｣より2年の月日を経て完成した。

ピアノやギターの有機的なサウンドと、エレクトロニカが重なる前作の発売後より自由で力強いサウンドを求めた彼らは、今回あえてコンセプトや制作期間を決めずに、サウンドの要を担うsoramiを中心に作曲を開始した。

ダンサブルなビートの「allegro」（M03）、横山起朗のピアノ作品より音をサンプリングした「tempus」（M06）、環境音を取り入れ今作の終わりと共に、美しい予感を覚える「you」（M15）へと多様な楽曲が大きな物語を描くように収録されている。

今作はビートメイクの冴える挑戦的な楽曲をはじめ、持ち味である情緒的なエレクトロニカや静謐なアンビエント・ミュージックを自由に行き来し、彼らのサウンドクリエイターとしての才能を遺憾無く発揮した新たな第一歩となるアルバムとなった。



01: view
02: tower
03: allegro
04: continuous dinner
05: cove
06: tempus
07: senkoh
08: vox
09: mauve
10: garden
11: 23℃
12: asa
13: jasper
14: then
15: you

（2023年12月22日発売）