アーティスト、プロデューサー、DJ、そしてカルチャーの先導者であるベルリン在住の“Peggy Gou”(ペギー・グー)が、待望のデビュー・アルバムを『XL Recordings』からリリース。
10曲入りのアルバムは、アンダーグラウンド・シーンのアイコンとして、また世界的なセンセーションとして、唯一無二の存在感を放つ韓国生まれのアーティストが、世界で最も人気の高いエレクトロニック・ミュージック・アーティスト/DJになるために確固たるヴィジョンを貫き通した、数年間にわたる活動の集大成となっている。2023年のチャートを総なめにした世界的ヒット曲「(It Goes Like) Nanana」や、レニー・クラヴィッツとのコラボ曲「I Believe in Love Again」など、これまでのシングルを収録したこのアルバムには、彼女の芸術性がさらに進化しており、90年代のハウス・ミュージックという万華鏡のようなレンズを通して大胆に自身の存在を主張している。
アルバム発表と同時に解禁された先行シングル「1+1=11」は、ここ日本でも高い評価を得ているアイスランド系デンマーク人アーティストであり、ペギーの長年の友人でもあるオラファー・エリアソンによる初のミュージック・ビデオとなった。このビデオは、「The weather project」(2003年)、「The New York City Waterfalls」(2008年)、「Ice Watch」(2014年)など 、自然界の仕組みや、身体化された体験、そして10代のブレイクダンサー時代に夢中になった動きなどからインスパイアされた作品で世界的に有名な芸術家であるエリアソンが監督と主演を務めている。
「1+1=11」のビデオは、ペギーとオラファー・エリアソンによる3つのコラボレーションの第1弾である。アルバム・ジャケットでは、エリアソンが制作した 「耳の輪」*Psychoacoustic empathy amp (2023)をペギーが身に着けたものだ。また、アルバムのオープニングを飾る未来的な呼びかけの曲「Your Art」では、エリアソンが2022年にTIME誌の表紙を飾るために書いた詩「Your planet seen from within」を、ペギーが独自に編集して朗読している。その他にも、ヴォーカル・コラボレーションとして、プエルトリコの人気ラップ・ヴォーカリスト、ヴィラーノ・アンティラーノとも共演しているが、アルバムのメイン・パフォーマー、作曲家、プロデューサー、ミキサーであるペギーは、自身の特徴的なヴォーカルを前編に渡って披露している。その結果、このアルバムは、ペギー・グーというアーティストが、ノスタルジックでありながら衝撃的な先進性を併せ持つ、真のカルチャー・パイオニアであるという地位を確固たるものにした。
A1: Your Art
A2: Back To One
A3: Peggy Gou & Lenny Kravitz / I Believe In Love Again
A4: Peggy Gou feat. Villano Antillano / All That
A5: (It Goes Like) Nanana (Edit)
B1: Lobster Telephone
B2: Seoulsi Peggygou (서울시페기구)
B3: I Go
B4: Purple Horizon
B5: 1+1=11
(2024年6月7日発売)
※輸入品の為、ジャケットに擦れや皺、角折れ等がある場合がございます。交換等の対応が出来兼ねますので、予めご了承の上、ご注文頂きますようお願い致します。