ノルウェーはオスロの老舗レーベル『Smalltown Supersound』より、カナダはブラント在住のプロデューサー/音楽家、Kara-Lis Coverdaleがニュー・アルバムをリリース！19世紀の標題音楽から1970年代中期のジャズ、そして即興音楽を取り入れた彼女独特の色彩豊かで多次元的な作曲アプローチを試みています。

本作は、パリのGRMスタジオやストックホルムのエレクトロンミュージックスタジオンEMSなど、複数の大陸で作曲・録音されましたが、最終的にカナダのオンタリオ州の田舎で完成しました。多方面にわたるサウンドアーティスト兼チェリストのアン・ボーンとトロンボーン奏者のカリア・ヴァンデヴァーによるコラボ曲がフィーチャーされた11曲の壮大でありながら凝縮された楽曲は、弦楽器、木管楽器、金管楽器、鍵盤楽器、ソフトウェア、モジュラーシンセを融合し、鮮やかで印象的なモダン・クラシカル〜アンビエントを披露。

アルバム冒頭のプレリュードの包み込むようなうねりの中で、カヴァデール自身の声が空気に溶け込みます。『Eternity』で彼女は、「あなたが知っていることはすべて現実よ」「ごめんなさい、人生は美しい…」と歌っています。まるでそれに応えるかのように、アニミズムとアニマリズムの間を鮮やかに揺れ動きながら続くアルバムは、驚くほど複雑な生命力に満ち溢れています。



A1: Eternity
A2: Flickers In The Air Of Night
A3: The Placid Illusion
A4: Daze
A5: Coming Around
B1: Problem Of No Name
B2: Freedom
B3: Offload Flip
B4: Habitat
B5: Equal Exchange
B6: The Ceremonial Entrance Of Colour

（2025年5月9日発売）