熱心なジャズ・コレクターや、クラブ・ジャズ系アーティスト/リスナーがウォントするイタリアにおける女性ピアニストの先駆け的存在、Patrizia Scascitelliの “Hard To Find”な自主制作ライヴ盤が世界初CD化！

1975年にミラノ大学で行われたジャズフェス「Nuove Tendenze del Jazz Italiano」に、マービン・ブーガルー・スミス（Dr.）、カール・ポッター（Per.）、ラリー・ディンウィディ（Sax）のカルテット編成で参加した際の録音を、自主制作作品としてリリースしたのが本作「Patrizia Scascitelli」(Vedette/1975年)です。

女性らしい上品でしっとりとした演奏が魅力のM1.「Blue Bossa」、サックスによる美しいメロディーが胸を打つ流麗なジャズ・ボッサM2.「Ricky」、豊かな創造性とキャッチーなポップテイストを含んだバップナンバーM3.「Tommy Seven」。 そのカラフルで個性的な演奏は、熱心なジャズ・コレクター達の間で常にウォントリストに挙がるばかリでなく、 Gerald Frisina、Nicola Conte らに代表されるクラブ・ジャズ系アーティスト達が楽曲制作のモチーフとして用いるなど新旧リスナー双方に人気の作品。

今回、注目のクラブ・ジャズユニット、STARDISHによる本盤のためだけに制作されたリエディット1曲をボーナストラックとして、また当時の貴重なライブ映像をCDエクストラとして独占収録。

01: Blue Bossa
02: Ricky
03: Tommy Seven
04: Blue Bossa / Star Dish Re:edit (bonus track)

■CD extra movie
Patrizia Scascitelli Quintet / Live in Rome, 1980

（2009年8月19日発売）