オレゴン州在住リチャード・クランデルによる待望の最新作は、アフリカ南東部ジンブバブエ/ショナ族の民族楽器「ムビラ」（親指で弾くことから親指ピアノの愛称でも親しまれている）によって奏でられた至福の音楽集！

かつてはギタリスト、ピアニストとして活躍していたが、2000年の初め頃、急に本作のタイトルでもある「Essential Tremor」（本態性振戦＝突然、手の震えなどが起きる症状）に犯され、さらにムビラに傾倒していったクランデル。実際に本作からの収益金の一部がEssential Tremor団体に寄付されることになっている。
過去2枚の作品の延長上にある本作は全曲本人が作曲したもので、ムビラ自体にコンタクトマイクを付け、ループペダルと組み合わせて、独奏主体の演奏を聴かせる。その楽曲は透明感に溢れ、シンプルでありながらも奥深く様々な表情を見せます。

彼にしか到達しえないアメリカン・ミニマル・ミュージック。半端ない郷愁感に溢れた普遍的サウンドは、ジャンル問わず全ての音楽ファンに大推薦です！！

※国内盤のみボーナス・トラック2曲追加収録



01: Inside Out
02: Click
03: Quiet Five
04: The Jig is Up
05: Eleven
06: Zen Garden
07: Ghost Writers
08: Innocence
09: La Quinta
10: Mbira for Miles
11: Tag Team
12: Oregon Rain
13: Celtic Loop*
14: Joshua*
* Bonus Track For Japan

（2010年6月16日発売）