『Warp』レーベル移籍第一弾となった、Wagon ChristやPlug名義で有名な“Luke Vibert”の2003年にリリースされたアルバム。

本作を聴けばあなたはこれを”アシッド・テクノ”の復活・再興と呼ぶに違いないだろう。これは、細部に至るまで妥協を知らない”Vibert Productionによって生み出された、他の追随を許さないアナログ・シンセ・サウンドであり、誰をも虜にしてしまう今最も新感覚な”アシッド・テクノ”なのだ。
「I Love Acid」、「Acidisco」、「Synthax」の狂気ともいうべきリズム・サウンドの魅力にあなたはじっとしていられるだろうか!?

コーンウォール出身の盟友、Aphex TwinことRichard D. Jamesと共にLuke Vibertは、Wagon Christ名義の埃にまみれた、微臭さの漂う音ネタでビートフリーク達を熱狂させた数々の傑作も含め、多くのリリースを重ねてきた。実験魂光る、職人気質でDrum'n'Bassを操るPlug名義で、またスチール・ギターの名手BJ Coleとのコラボレーションでは、錚々たる顔ぶれアーティスト達の名曲を前代未聞のハワイアン・ブレイクビーツにリミックス。Lukeはまた、【LO Recordings】から、2枚もの偉大なライブラリー・ミュージック・アルバム『Nuggets』と『Further Nuggets』を発表、また【Peel Session Recordings】からも同じく2枚のアルバムをリリースしている。

2003年リリースされた本作は、これまで作品のリリースがなかったのが不思議とも言える【Warp Records】からで、アシッド・ハウスがLuke流に解釈されたかの如きサウンドを披露しています。

★日本盤のみボーナス・トラック1曲収録。



01: Liptones
02: Synthax
03: Freak Time Baby
04: Countdown
05: Nok Tup
06: I Love Acid
07: Ambalek
08: Acidisco
09: Stan D'infamy
10: YosepH
11: Slowfast
12: Snapdance
13: Harmonic
14: Arcade Acid (Bonus Track For Japan)

（2003年10月11日発売）