チャーリー・パーカーの録音に参加したことで有名なJazzドラマー“Roy Porter”の1975年にリリースされた2ndアルバムが世界初CD化されました！

サウンド。マシーン名義としては2作目にあたる1975年作品。7人のホーン・セクション、という編成でなぜか御大はパーカッションとヴォーカルに専念、フュージョン全盛の時代とは思えないファットなジャズ・ファンクからノーザン・ソウルを意識したヴォーカル曲までヴァラエティ豊かに聴かせる魅惑の一枚。

壮絶にヘヴィーなブレイク・ビーツでスタートする冒頭の「Party Time」、溢れ出るB級感とロイ・ポーターのヘタウマ・ヴォーカルにとろける脱力ジャジー・ソウル「Love You」、とぐろ巻く極太ベースに腰のあたりが熱くなる最高のジャズ・ファンク「Panama」、再びポーターのヴォーカルをフィーチャー、躍動感溢れるビートと哀愁系のメロが渋すぎるサウンド・マシーンの代表曲「Jessica」、A.C.ジョビンのビックリ・ジャズ・ファンク・カヴァー「Waver-ing」、フリーソウル・シーンでも名高い高揚感溢れる疾走系ジャジー・ソウル「Funny Feelin’」、トロンボーンによるテーマが歌謡曲な粘着系ファンク「Out On The Town Tonight」など、実に病みつきになる心地よさ。



01: Party Time
02: Love You
03: Panama
04: Jessica
05: Waver-Ing
06: Funny Feelin'
07: Out On The Town Toni
08: Givin' Me The Blues

（2007年1月7日発売）