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東京と奈良を拠点に活動中の、金子由布樹が主宰するレーベル『Balen Disc』より、主宰者本人とTakahisa Umeharaによるユニット“Polyphonic Parachute”が1stアルバムをリリース!
とんでもない音塊とぽっかり開け放たれた隙間が目まぐるしいスピードで展開され、その中で変容、変意するメロディーが軸となりカラフルな旋律を降らす。繊細なギターの響きにカセットテープに吹き込まれたメロディーの断片やおもちゃのかけら、幾層にも重ねられた鮮やかなテクスチャーは、散り散りに広がっては一つに戻り、瞬きの間に姿を変える。Animal CollectiveやGaster Del Solの様なフリーフォーク、音響派フォーク、ロックとも共振し、テクノやエレクトロニカ、ブルース、カントリー、ノイズ、トイミュージックから、ひとまとめにポップミュージックまですんなり呑み込み、憧れやその果てのナイスな勘違いと愛情がミュータントしたら生物の様な多方位音楽が生まれた。
2008年頃、yuki kanekoのおもちゃ、カシオトーン、ピアニカ等を用いたドローンと、takahisa umeharaのJim O'RourkeやJohn Fahey等のオルタナカントリー、ブルースに裏打ちされたギタースタイルでのセッションに端を発した“Polyphonic Parachute”は、いつの間にか二人のポップミュージック好きとひねくれモノ好きがひっくり返ってストレートに溢れ出し、演奏しては録音をしてこのアルバム『polyphonic parachute』を完成させる。
即興演奏と作曲を交互に繰り返すという、岩山から彫刻を掘り出し、もう一度埋めては掘り返すかの様な工程を経た音は、執拗な編集を施され、繊細なんだか大雑把なんだか、デカいのか小さいのかも分からない、とにかく聴いた事もない塊としてここに浮かんでいる。
01: catfish
02: cog wheel frequence
03: rabbit's idle gossip
04: スマイル
05: arrogant alpaca
06: abhorrence and solution
07: otolaryngology
08: prelude
09: plat
10: paper suite
11: カム バック ベイビー
12: boiled map
13: window
14: doggy end
15: p a
16: アンコール
17: レミング
(2011年8月24日発売)
型番 |
BALEN-006 |
販売価格 |
2,200円(税込)
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在庫数 |
残り8枚です |
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