UKはロンドンの人気レーベル『Warp』から2010年にリリースされた、LA在住のビート・メイカー“Flying Lotus”ことSteven Ellisonの7曲入りEPが入荷！

他のフライング・ロータスの作品同様、今作もベースが決まった時点から、一気に展開していく。『PieFace』は初期のグライムと勘違いしてしまいそうなクールなキーボードをリードに置いているが、そこに恍惚としたプラスティックなマーチング・バンド・サウンドが入ってくる。『Time Vampires』が、聴く者を驚かせるかのように、DJプレミアとリー・ヘイゼルウッドの間に位置するようなサウンドに着地したかと思えば、ギリギリまで余分な要素を取り除いたベースとドラムが特徴の『Jurassic Notion/M Theory』は、カリフォルニア生まれならではの、神秘的で儀式的なムードを漂わせる。『Camera Day』が、『ATLiens』を連想させるとしたら、キラー・マイクが最近になって甘いビートからインスピレーションを受けているのにも納得できるだろう。



01: Clay
02: Kill Your Co-Workers
03: PieFace
04: Time Vampires
05: Jurassic Notion/M Theory
06: Camera Day
07: Physics For Everyone!

（2010年9月18日発売）